
「給付金・支援金」と「補助金」の違い
給付金・支援金
何らかの影響を受けて困っている方を支援することを目的とした制度です。
支援のために、規定された金額が交付されます。
補助金
基本的に企業の事業をサポートするものであるため、予算が限られていて定員も設定されており、
採択されない場合もあります。
補助金とは
1. 補助金によって、目的・対象・仕組みが異なります
補助金は、国や自治体の政策目標(目指す姿)に合わせて、さまざまな分野で募集されており、
事業者の取り組みをサポートするために資金の一部を給付するというものです。
それぞれの補助金の「目的・趣旨」を確認し、自分の事業とマッチする補助金を見つけましょう。
2. 必ずしも、事業の全額が補助されるわけではありません
補助金は、必ずしもすべての経費がもらえる訳ではありません。
事前に補助対象となる経費・補助の割合・上限額などを確認しましょう。
3. 補助の有無や補助の額については審査があります
融資などとは異なりお金を返済する必要はありませんが、補助金には審査があるので、
「申請したら必ずもらえる」というものではありません。
補助の有無や金額は「事前の審査」と「事後の検査」によって決まります。
また、原則、補助金は後払い(精算払い)なので、事業の実施後に必要書類を提出して検査を受けた後、受け取ることができます。
融資 | 給付金・支援金 | 助成金 | 補助金 | |
管轄 | 金融機関 (銀行等) | 国、都道府県、 市区町村 | 厚生労働省 | 経済産業省 |
対象 | 新規開業者、 資金調達が必要な事業者 | 収入源 (コロナの影響など) 困っている事業者 | 従業員の生産性向上・新規雇用など | 設備投資時 (機械装置、内装など) |
審査 | あり | なし (要件を満たすこと) | なし (要件を満たすこと) | あり (補助金により難度が異なる) |
募集 期間 | なし | 種類による | 通年 | 1~2か月 |
給付 時期 | 審査後 | 要件審査後 | 要件審査後 | 補助事業の経費は全額自己負担。 実績報告完了後に補助金が給付されます。 (6ヶ月~2年後) |
人気のおすすめ補助金

小規模事業者持続化補助金 | ものづくり補助金 | 事業再構築補助金 | |
目的 | ・小規模事業者が対象 ・売上向上を図る取組み | ・革新的なサービス開発 ・生産プロセスの改善 | ・思い切った事業再構築 ・新規事業分野へ参入 |
補助額 | 上限50万円~200万円 インボイス特例で50万円上乗せ 補助率2/3~3/4 | 上限750万円~4000万円 補助率2/3 | 上限1000万円~1.5億円 補助率2/3 |
具体例 | 広告費、業務効率化 | 機械導入、システム構築 | 建物改造、機械導入、 システム構築 |
各補助金のページはこちら

